“ 大臣をはじめとする政治家にまともな政策判断能力があるとして、政治家が官僚組織をコントロールできるようになるためには、以下のような条件が最低限必要だろう。
(1)マネージャーたる大臣が幹部職員(いわゆる「キャリア官僚」全て)に対する「人事権」を持つこと。人事権とは、マネージャーが各々のポストに関する人材の「採用」と「解雇」及び「ボーナスの査定」ができることを指す。
(2)官庁の幹部職に関して、官民の人材交流を自由化すること。民間人の幹部職への登用が可能になること。
(3)公務員の報酬の特に上限を弾力化し、解雇の際の補償(手厚い方がいい)のルールを明確化すること。
(4)官民の人材交流自由化に伴うルールを整備すること。守秘義務、官民癒着に対する罰則の整備、政治家と官僚の癒着の防止ルールなど。
上記は、ビジネス的に言うと「マネージャーに実質的な人事権を与えよ」という当たり前のことをいっているだけだ。
ただし、断っておくが、優秀な人材を使うには相応の経済的条件が必要だ。仮に、年収1億円の官僚(課長でも、局長でも)がいたとしても、彼(彼女)が十分働いてくれるなら何ら問題はない(大体は、こんなに払わなくても足りるだろうが)。
ベストではない人材に長年組織にへばりつかれて、トータルで好条件を取ろうとされることに比べると、安いものだ。また、解雇が容易であるためには、その補償や受け皿も含めて、解雇が受け入れやすいものである必要がある。もちろん、基本的な労働者の権利も認めるべきだろう。
”
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